地方のバーチャルオフィスの選び方|大都市との違いをデータで比較、地元の住所か都市の住所か
地方のバーチャルオフィスは、地元の小さな運営会社が中心で、安い価格帯と週1回以上の転送が少なくなります。地方の349拠点を出している198ブランドのうち、164ブランドは1拠点だけです。法人登記できる月額の中央値は地方が7,700円、大都市が5,500円でした。来店や会議室を使うなら地元の拠点、郵便の転送だけなら都市部の拠点も候補になります。
大都市と地方のバーチャルオフィスは、ここが違う
拠点数の多い上位5都府県(東京都・大阪府・神奈川県・愛知県・福岡県)を大都市、それ以外を地方として比べました。
地方の登記できる月額の中央値7,700円
大都市の登記できる月額の中央値5,500円
地方で1拠点だけの運営会社164社
- 拠点数: 大都市 622拠点/地方 349拠点
- ブランド数: 大都市 136/地方 198
- 1拠点だけのブランド: 大都市 82/地方 164
- 登記月額の中央値: 大都市 5,500円/地方 7,700円
- 登記月額の下位25%: 大都市 2,774円/地方 5,280円
- 登記月額の上位25%: 大都市 11,900円/地方 11,000円
- 週1回以上の転送: 大都市 66.4%/地方 42.1%
- 会議室あり: 大都市 70.7%/地方 66.8%
対象: 当サイト掲載971拠点(2026年10月時点)。大都市は拠点数の多い上位5都府県(東京都・大阪府・神奈川県・愛知県・福岡県)。登記月額は法人登記できるプランの最安で、確認できた拠点だけを数えています。下位25%・上位25%は、安い方・高い方から4分の1の位置の額です。ブランド数は、その地域に拠点を出しているブランドの数です。
- 地元の小さな運営会社が中心: 地方の198ブランドのうち164ブランドは、その地域に1拠点だけです。
- 安い価格帯が少ない: 登記できる月額の中央値は地方が7,700円で、大都市の5,500円より高くなります。安い方から4分の1の線は地方5,280円、大都市2,774円、高い方から4分の1の線は地方11,000円、大都市11,900円です。差が大きいのは安い側で、地方には低い価格のプランが少なくなります。
- 週1回以上の転送が少ない: 週1回以上の転送がある拠点は、地方が42.1%、大都市が66.4%でした。郵便を早く受け取りたい人は、転送の頻度を先に確かめます。
都道府県ごとの拠点数と月額は、市場統計の都道府県別の表で見られます。バーチャルオフィスの仕組みそのものは、バーチャルオフィスとはの記事で解説しています。
地元の住所にするか、都市の住所にするか
決め手は、拠点に足を運ぶ用事があるかどうかです。
- 地元の拠点が向いている人: 来店して郵便を受け取りたい人、会議室で地元の取引先と打ち合わせをする人、地域に根ざした仕事で住所の土地勘を大事にしたい人です。
- 都市部の拠点も候補になる人: 郵便は転送で受け取り、拠点に行く予定がない人です。郵便は契約した拠点から自宅などへ送られるので、拠点が遠くても受け取れます。料金の安い拠点や、週1回以上の転送がある拠点を選びやすくなります。
地方でも、全国に拠点を持つブランドが選べます。地方に拠点の多いブランドは、リージャス(43拠点)、Karigo(24拠点)、オープンオフィス(17拠点)、ワンストップビジネスセンター(15拠点)です。
バーチャルオフィスが少ない県での探し方
掲載拠点が3つ以下の県は11県あります。
山口県(1拠点)、佐賀県(2拠点)、滋賀県(2拠点)、鳥取県(2拠点)、山梨県(2拠点)、秋田県(3拠点)、青森県(3拠点)、高知県(3拠点)、島根県(3拠点)、徳島県(3拠点)、和歌山県(3拠点)は、当サイトの掲載拠点が3つ以下です(2026年10月時点)。選択肢が少ないときは、次の順に広げて探します。
- 同じ県の別の市: 県庁所在地以外にも拠点があることがあります。
- 隣の県: 来店する予定があるなら、通える範囲まで広げます。
- 都市部の拠点: 来店しないなら、郵便を週1回以上転送する拠点を選びます。
地方で拠点の多い県のページです。
地方でバーチャルオフィスを選ぶときの確認点
小さな運営会社が多いので、契約の前に確かめる項目が増えます。
地方のバーチャルオフィスのよくある質問
地方に住んでいても、東京のバーチャルオフィスを使えますか?
使えます。郵便は契約した拠点から自宅などへ転送されるので、離れていても受け取れます。ただし、来店での郵便受取や会議室は、その拠点まで行かないと使えません。取引先との打ち合わせに使う予定があるなら、通える範囲の拠点を選びます。
地方のバーチャルオフィスは東京より高いですか?
安い価格帯が少なくなります。法人登記できる月額の中央値は、地方が7,700円、大都市(東京都・大阪府・神奈川県・愛知県・福岡県)が5,500円でした。安い方から4分の1の線は、地方が5,280円、大都市が2,774円です(2026年10月時点)。
近くにバーチャルオフィスがない県では、どう探せばよいですか?
同じ県の別の市や、隣の県の拠点まで広げて探します。地元の住所にこだわらないなら、郵便を週1回以上転送する都市部の拠点を選ぶ方法もあります。
この記事のまとめ
- 地方のバーチャルオフィスは地元の小さな運営会社が中心です。198ブランドのうち164ブランドが1拠点だけです。
- 法人登記できる月額の中央値は、地方7,700円、大都市5,500円。安い価格帯が少ないのが地方の特徴です。
- 週1回以上の転送がある拠点は、地方42.1%、大都市66.4%です。
- 来店や会議室を使うなら地元の拠点、郵便の転送だけなら都市部の拠点も候補になります。
住んでいる地域から、拠点を探せます。
この記事の数値について
。当サイトが掲載する全国971拠点・304ブランドの公開情報を、毎月の更新時に集計した数字です。大都市は、その時点で掲載拠点の多い上位5都府県で、データの更新に合わせて入れ替わることがあります。掲載していない拠点もあるので、市場全体の数ではありません。
引用する場合の推奨表記: 出典: バーチャルオフィスサーチ「地方のバーチャルオフィス」(2026年10月集計、掲載304ブランド・971拠点)